【氷見市】氷見で、水揚げされた鰤(ぶり)をいただきました! とろける美味しさ、脂の乗った鰤はやはり富山の冬の味覚の王者!
氷見漁港で水揚げされる冬の味覚、鰤(ぶり)をもう召し上がりましたか?この季節の楽しみという方もきっと多いはずです。今年(2023年)の鰤は、脂の乗り方が美しく、しつこくなく美味しいと漁業関係者の方も太鼓判です。射水市で鮮魚店を営む安谷さんは「ここ数日で一気に水揚げ量が増えて、脂の乗った鰤が市場に増えた。浜での価格も市場価格も、ひみ寒ぶり宣言が出ていないこともあって、この時期のぶりとしては安すぎる。今のうちにいっぱい買って食べてね。」と、おっしゃっていました。氷見漁港、新湊漁港の漁を知り尽くすプロから見ても珍しいことのようです。この一皿分で、安谷さんから約1,000円で購入しました。例年の氷見産の鰤なら、この半分ほどで1,000円くらいなので、確かに安い!キラキラ輝く美しい締まった身ですよ。お味はもちろん、脂が乗って、口の中でとろける美味さです。規定の大きさを満たした寒ぶりが安定して出荷される様になると「ひみ寒ぶり宣言」が出されます。この宣言が出ないと、地元の私たちは安価に美味しい鰤がいただけるのですが、このひみ寒ぶり、県外へ出荷されたり、ふるさと納税での返礼品となり、氷見市への大きな収入になるとのことです。宣言が出されないことで、返礼品の受付を一旦停止したり、困ったことも起きているようです。ひみ寒ぶり宣言が出されないのは、心配もありますが、高級品である氷見の鰤が安価に家庭でも気軽に食べられるのは、とてもレアな現象です。家庭やお店で美味しい鰤をいただきながら、宣言が出されることを祈りましょう。