【氷見市】速川公民館にある「氷見弁番付表」が面白い! 懐かしの方言から魚の名前まで
氷見市立速川公民館に、地元で使われる方言を集めたユニークな「越中氷見方言」の番付表が掲示されています。氷見商工会議所が発行したそうで、詳しい発行時期は不明です。地元出身の方でも思わず首をかしげる珍しい言葉から、祖父母が日常で口にしていた懐かしいフレーズまで、方言がずらりと並んでいます。
富山県民なら一度は耳にしたことがある「ばか」を意味する「だら」や、「傾く」を表す「かたがる」はもちろん、漁業の街ならではの魚や漁にまつわる言葉が多いのも氷見らしい特徴です。氷見市内の飲食店でキャッチコピーとしてよく使われる「ものすごく美味しい」を意味する「はんさうまい」もその一つ。「はんさ」は、もともと「はんぐさ」に由来していることが番付表からわかります。
さらに、「ぶりおこし」や「あいのかぜ」など、海洋気象を背景にした言葉や、氷見市内のスーパーや鮮魚店で実際に見かける魚の名前の方言も多数紹介されています。
知っておけば、日常の買い物や地元グルメの会話がより楽しくなりそうです。
氷見ならではの暮らしや文化を感じられる「越中氷見方言」の番付表。公民館を訪れる際は、ぜひ一度足を止めて眺めてみてはいかがでしょうか。
速川公民館には中西進先生の資料室があります。コチラも併せてどうぞ。
速川公民館はこちら↓