【高岡市】東亞合成が「きくらげ」販売スタート 御旅屋人マーケットでお披露目・試食会も 肉厚でプルプル、新たな特産の期待高まる
化学メーカーとして知られる東亞合成株式会社が、これまで手がけてきたレタスなどの葉物野菜の栽培に続き、新たに「きくらげ」の栽培・販売をスタートしました。
販売開始は2025年10月20日(月)、「あぐりっち佐野店」で取り扱いが始まりました。前日19日(日)には高岡市中心商店街の「御旅屋人マーケット」でお披露目と無料試食会が行われ、多くの買い物客がその味を楽しみました。
来場者からは「肉厚でシャキシャキ」「プルプルの食感が楽しい」といった声が聞かれ、会場は新鮮な驚きと笑顔に包まれました。今回登場した東亞合成のきくらげは、和・洋・中どんな料理にも合う万能食材として注目されています。冷え込む季節にぴったりの鍋料理はもちろん、タイ料理「ヤムウンセン」に細切りきくらげを加えるのもおすすめとのこと。ぷるぷる食感がアクセントになり、ヘルシーながら満足感のある味わいが楽しめます。
化学技術を生かした農業事業で知られる東亞合成は、これまで液体肥料や環境資材の研究・開発を通じて“持続可能な農業”を推進してきました。今回の「きくらげ」も、その延長線上で地域農業の新しい価値を創出する取り組みとして期待されています。
また、東亞合成高岡工場は、10月18日・19日に開催された「ツギノテ2025」にも出展。主力商品「アロンアルファ」を使った工作ワークショップを行い、親子連れを中心に多くの来場者が接着の科学を体験しました。
これまで化学分野で培った技術を、肥料・農業資材・バイオ素材などにも応用してきた東亞合成。今回の「きくらげ栽培」も、地域資源を生かしながら新たな農業価値を創出する取り組みの一環です。
ものづくりのまち高岡の中で、化学と農業、産業と暮らしをつなぐ同社の挑戦は、今後ますます注目を集めそうです。
東亞合成の新商品のきくらげが購入できるのはJAあぐりっち佐野店↓