【高岡市・氷見市】年末に増える「警察名乗り詐欺」、騙されないために知っておくこと

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近頃、県内でも警察官を名乗る詐欺電話が相次いでいます。
筆者のもとにも先日、「警視庁の刑事ですが、北海道の事件で押収した証拠品の中にあなたのものがありました」という不審な電話がかかってきました。

電話の相手は本物らしい口調で身分を明かしましたが、こちらが「折り返します」と伝えると、実在する警視庁の代表番号を告げて急に通話を終了。一応高岡警察署に相談したところ、担当者は第一声で「典型的な詐欺です。相手にしないで切ったのなら何よりです。」と断言しました。

警察によると、こうした「警察名乗り詐欺」は全国で多発しており、「事件の証拠にあなたの情報があった」「口座が犯罪に使われている」などと告げて不安にさせ、個人情報や口座情報を引き出すのが目的のようです。本物の警察が電話で個人情報を求めたり、事件への関与を突然告げることは決してありません。

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■ 詐欺の特徴
「警察官」「刑事課」「生活安全課」などを名乗る
実在の警察署名や代表番号を使い「本物らしさ」を演出
事件捜査を名目に個人情報・口座番号・キャッシュカードを要求
不安を煽り、考える時間を与えないよう話を急ぐ
■ 万一電話があったら
個人情報は絶対に言わない。
相手の指示に従って折り返したり番号にかけ直さない。
不安を感じたらすぐに最寄りの警察署へ相談(#9110も可)。
警察署担当者は「同様の電話が多発している。周囲の方にも相手にしないことを伝えてほしい。」とおっしゃっていました。

年末にかけて詐欺被害が増える時期でもあるため、不審な電話には十分ご注意ください。

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