【高岡市】12月8日は針供養の日。富山県では花嫁が嫁いで初めての12月8日に実家から嫁ぎ先に餅が贈られます。

12月8日は針供養の日です。高岡の老舗和菓子店、中尾清月堂では針歳暮の販売が始まっていましたよ。高岡市宮田町の中尾清月堂高岡本店で針歳暮を見せていただき、お話をうかがいました。針供養とは、折れた針や錆びた針を豆腐などに刺して、裁縫の上達を願う習慣で、富山県ではこの日に、嫁ぎ先への実家からの初めての針供養の日に「針歳暮」として餅を送る習慣があるんだそうです。それが訛って「針せんぼ」と呼ぶお店もあるそうです。高岡の皆さんにはお馴染みの冬の風物詩の赤と緑のお餅ですね。お店によって、形状や大きさに違いがありますが、この赤・緑と白のコントラストが可愛いお餅には馴染みがあるのではないでしょうか。どういった習わしかは知らなくても、食べたことがあるという方も多いと思われます。最近ではSNSで、県外の方から「富山でかわいいお餅見つけた」という投稿で、ローカルフードだと気づく方もおられるそうですよ。ちなみに富山県東部では大福ベースのお餅で、全く違うビジュアルをしているそうです。この違いも面白いですね。最近では見た目の可愛さや美味しさで、おやつやお土産に購入される方も多いそうですよ!皆さんもぜひ「針歳暮」を食べてみてほしいと思います!

中尾清月堂 高岡本店はこちら↓

朴木まう

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