【高岡市】選べる楽しさ、外食の喜び。「ベビーファーストこどもごちめし高岡」が届ける、新しい子ども食堂のカタチ
「こどもごちめし」の運営支援を行うGigi(ジジ)株式会社は、富山県高岡市と市内企業と協働し、子育て世帯向けの食支援プロジェクト「ベビーファーストこどもごちめし高岡」を2025年4月12日より開始したそうです。
「高岡をHACKする会」(代表 花田 将司さん)を中心とする地域の青年団体が、「こどもごちめし」の仕組みを活用した新たなプロジェクトです。花田将司さんは、タリーズコーヒー高岡おとぎの森店を運営するいなほ化工(高岡市駅南)社長です。

花田将司代表(写真中央)
高岡市内の母子寡婦福祉会に登録されている18歳以下(高校3年生まで)の子へ、月2000円のデジタルクーポンが発行され、この事業は市内10ヶ所の飲食店でいつでも使用できるというものです。
自分のタイミングで、自分の都合に合わせて、好きな店・好きなメニューを選べるということで、最先端の子ども食堂とも言える事業ですね。
そこで、参加店の中から福岡町あいの風とやま鉄道福岡駅前の人気の食堂「中藤(なかとう)」で2000円分の食事をいただいてみましたよ!うだるような暑さの日、ざるそばやざるラーメン、冷やし中華が人気を集めていましたよ。
そしてやっぱり忘れちゃいけない、中藤といえば「カツ丼」!
中藤のカツ丼といえばそのおいしさと、勝負事の際の縁起の良さで、今も昔も大人気!うどんセットで、さらにお得に美味しく。
2人で2点2250円とちょっとオーバーしてしまいましたが、2000円の補助があるので、お腹いっぱい、大満足の嬉しい内容でした!なかなか外食できないと、お悩みのひとり親家庭の方にぜひ利用してほしいサービスです。
ベビーファーストこどもごちめし高岡 主幹事 梅島 清香さんは、「母子寡婦福祉会に登録されている方限定の事業ですので、120家庭ほどが対象の事業で、利用者の声などは届きにくいですが、確実に該当の方には喜んでいただけているそうです。利用者の顔や声が届きにくいからこそ続けていく価値があると実感しています。」と語ります。市と民間の二人三脚の努力が身を結んだ民間主導で行われる事業です。より多くの必要としている方に届けたいと今後の展望を教えてくださいました。
他の参加店は以下の通りです。梅島主幹事、花田代表の想いに共感していただいた10店舗が2025年6月現在の参加店だそうです。
戸出 風月
※チャレンジメニューは現在のものではありません。