【高岡市】83歳で埼玉から移住。「まほろば旦」で「放生津ブルー」を発信する染め物作家の新たな挑戦。
高岡市吉久の重要伝統的建造物群保存地区に、「まほろば旦」が2026年4月30日にプレオープン、ゴールデンウィークにオープンしました。
手がけるのは、埼玉県から移住した83歳の染め物作家・原澤博子さん。「放生津ブルー」と呼ばれる青の染め物作品を制作し、新たな拠点として吉久を選ばれました。
原澤さんは移住先を探す中で、山形県や山口県、高岡市伏木など、さまざまな地域を検討していたそうです。その中で運命的に出会ったのが、吉久の重要伝統的建造物群保存地区でした。
初めて顔を合わせた日、地主さんと原澤さんは6時間にわたって語り合ったそうです。周囲からは「そんなに早く決めて大丈夫?」と驚く声もあったものの、地主さんは「この人なら間違いない」と確信し、建物を託す決断をされたといいます。原澤さんの手に渡らなければ、この伝統的な建造物は今頃取り壊しになっていた可能性もあったそうです。
オープンを迎え、原澤さんを慕う人々や地域住民、作家仲間らが集まり、手作りの赤飯などを持ち寄ってお祝いする温かな光景も見られました。
会場では、原澤さんの染め物作品を実際に手に取って購入する来場者の姿も。柔らかな青色や柾目模様が印象的なストールなどの布作品が並び、訪れた人たちはじっくりと作品を眺めていました。
さらに、今年の夏頃からは工房で染め物体験もスタート予定とのこと。子どもから大人までまで幅広い世代が楽しみ交流できる場を目指しているそうです。
歴史ある町並みに、新たな文化と交流の灯がともり始めています。営業日・営業時間等は確定次第追ってお知らせします。






